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56. season2 〜高2編〜
冬が明け、春。
最下級の1年間が終わり、2年生になった。
華の女子高生。しかし、遊んでいる時間はほぼないまま2年目のシーズンへと突入していた。
自ら選んだ高校生活。
とても充実していた。
そして2年生になり、後輩ができた。
サックスパートには7名の後輩が入部。
サックス総勢16名！
サックスパートのみで中学時の総部員数に匹敵している。
部活全体では今年も50名以上の部員が入部し、150名ほどの大所帯に。
当時野球部も盛んで総勢130名ほどの部員がおり、全生徒のうち3割ほどが野球部員と吹奏楽部員であった。
野球応援の壮大さは言うまでもない。
サックスパートはというと、アルトサックスが8名、テナーサックスが5名、バリトンサックスが3名という布陣に。
とんでもない部員数。
コンクールでAチームになるには8分の3名、いや、3年生の2名はほぼ確実なので、6分の1名になる必要があった。
絶対にやってやる。
1年間の鬼練の成果を出すべく、引き続き日々闘志を燃やしていた。
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